癌治療情報センター 治療方法 PDT(低出力レーザー治療)

治療方法

●PDT(低出力レーザー治療)とは

PDT(低出力レーザー治療)は内視鏡治療の一つで、主に肺がんの治療に使われているレーザー治療です。

肺がんは、両方の肺の中心にある太い気管支にできる「中心型肺がん」と、そこから枝分かれする細い気管支や肺胞にできる「末梢型肺がん」とあります。PDTは太い気管支にできる中心型肺がんで、なおかつ早期がん(直径1cm以内、がんが粘膜下層にとどまっている状態)に向いている治療法です。

PDTでは、まず、がんに集まる性質を持ち、光をあてると化学変化を起こす物質を体内に注射します。次にがんの周囲に低出力レーザーをあて、光化学反応によって発生する活性酸素によってがん細胞を破壊するという治療法です。

肺がんほどの実績はまだないものの、表在性食道がん(がんが粘膜下層まででとどまっている状態)、表在性早期胃がん、子宮頸部初期がん(前がん状態の異形成も含む)についても、健康保険が適用されています。

PDT(低出力レーザー治療)のメリット>

患者の身体への負担が少ない

PDT(低出力レーザー治療)は、内視鏡によって治療ができ、胸をメスで切り開いたり、肺を切除しないため、患者の身体への負担が少なくてすみます。また、正常な細胞にはレーザーによるダメージがほとんどないといわれています。

外科手術ができない場合にも向いている

口から内視鏡(気管支鏡)を入れてレーザーを照射し、治療を行うため、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などで肺の機能が落ちている人や、心臓病、糖尿病などで外科手術に耐えられない人にも行うことができます。

<PDT(低出力レーザー治療)のリスク>

PDTは、がん細胞にだけレーザーを照射する治療法ですが、そのために正常細胞と区別してがん細胞だけを目立たせることができる物質(腫瘍親和性光感受性物質)を体内に注射します。その物質によって、日光にあたるとじんましんなどができる光線過敏症というアレルギー症状が副作用として現われることがあります。

現在、腫瘍親和性光感受性物質で健康保険が適用されているものは「フォトフリン」と「レザフィリン」の2種類あり、レザフィリンのほうががん細胞により集まりやすく、深い病巣にも効果があるといわれています。またレザフィリンのほうがフォトフリンに比べると光線過敏症を起こしにくいといわれています。

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情報監修:東京大学名誉教授 渥美和彦先生
東京大学名誉教授 渥美和彦先生
1928年大阪生まれ。京都の旧制第三高校を経て、1954年東京大学医学部卒。東京大学木本外科に入局して、心臓外科を専攻。1965年、東京大学医用電子研究施設の教授の就任。1989年、人工臓器の山羊の長期生存世界記録をつくる。東京大学定年後、鈴鹿医療大学学長、日本学術会議第7部長などを経て、1998年日本代替・相補・伝統医療連合会議、さらに、2000年には日本統合医療学会を設立し、理事長に就任。「国民のための医療」を目指し、「統合医療の道」を歩んでいる。東京大学名誉教授。
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