悪性黒色腫(皮膚がん)特有の症状
2011年05月13日
悪性黒色腫では次のような症状が現われることがあります。
黒い色素斑、ほくろの色、形の変化、ほくろの炎症、ほくろのかゆみなど
悪性黒色腫は、病型によって現われる症状が多少異なりますが、多くの場合、悪性黒色腫になる前に黒い色素斑が現われます。皮膚の最も表面にある表皮にとどまっているものはシミやほくろのように見えます。
進行すると、左右非対称の不規則な形、色が濃淡入り混じっている、シミやほくろの境目が崩れるなどの変化が現われます。さらに進行すると色素斑が盛り上がったり、潰瘍ができることもあります。
また、悪性黒色腫はもともとあったほくろの細胞が変化してできることもあります。ほくろが急に大きくなる、色が濃くなる、炎症が起きている、出血する、ほくろの皮膚が破ける、かゆみがある、痛む、ほくろのふちが崩れて、規則な形になるなどの変化が現われると悪性黒色腫が疑われます。元々あったほくろだけでなく、後からできた新しいほくろも同様です。