癌治療情報センター 癌の種類 非小細胞肺がん

癌の種類

非小細胞肺がん

非小細胞肺がんは、「扁平上皮がん」「腺がん」「大細胞がん」「小細胞がん」と、がんのできている部位によって4つのタイプに分けられます。

この中で発生頻度が高いのは腺がんです。肺がん全体でみても日本でトップの発生率を占め、女性やタバコを吸わない人に多く、男性の肺がんの約40%、女性の肺がんの約70%が肺腺がんです。

肺腺がん

肺腺がんは、肺の奥で細かく枝分かれした先の抹消にできることが多く、特に肺を包んでいる胸膜という膜に発生しやすいという特徴があります。そのため進行すると、肺門リンパ節転移や胸膜浸潤を起こすことがあります。

肺扁平上皮がん

肺扁平上皮がんは、肺の入り口近くの肺門部というところにできることが多く、肺がん全体の約25%を占めます。肺扁平上皮がんは男女でみると圧倒的に男性に多く、進行がゆるやかという特徴があります。喫煙との関係が濃厚だと考えられています。

大細胞がん

腺がん、扁平上皮がんではないがんの中で、細胞が大きなものを大細胞がんと呼びます。肺の奥で細かく枝分かれした先の抹消に多くでき、肺を包んでいる胸膜という膜に発生しやすいという特徴があります。発生率は約5%です。

癌の三大療法
  • 抗がん剤治療
  • 手術による治療
  • 放射線治療
統合医療
  • 温熱療法
  • 免疫療法
  • 代替療法
  • その他の先端医療
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