癌治療情報センター 癌の種類 大腸がんになりやすい人(リスク要因)

癌の種類

大腸がんになりやすい人(リスク要因)

大腸がんは欧米人に多いがんといわれてきましたが、近年は日本でも急速に増えています。特に増えているのが結腸がんで、肉やバターのような動物性脂肪の摂り過ぎが原因と考えられています。

動物性脂肪の食品の摂り過ぎが結腸がんのリスクになると考えられている理由は、動物性脂肪のものを食べると、消化を助けるために大量に胆汁酸が分泌されますが、その際に発生する物質の中に発がん性物質があるためだと考えられています。

また、大腸がんはこれまで男性に多いがんでしたが、最近では男女差はほとんどなくなり、むしろ女性の大腸がんの増加が目立ちます。

特に女性の場合は、日常的に便秘がちな人が多いことから、大腸がんが発生しても発見が遅れるケースが少なくありません。

大腸がんの原因はまだはっきりとはわかっていませんが、いくつかの可能性が考えられています。

遺伝

家族に大腸がんの人や大腸ポリープの人がいる家系は、大腸がんのリスクが高まることが分かっています。

大腸の病気

潰瘍性大腸炎やクローン病といった大腸の病気がある人は、ない人に比べて大腸がんの発がんリスクが高いとみられています。

食生活

大腸がんのリスク要因としては、食事との関係も注目されています。動物性脂肪やたんぱく質の摂り過ぎ、食物繊維の不足は大腸がんの原因になりやすいと考えられています。

環境汚染

空気や水質の汚染がひどい場所で生活しているような場合も発がん物質の影響を受けやすく、がんのリスクが高まります。

癌の三大療法
  • 抗がん剤治療
  • 手術による治療
  • 放射線治療
統合医療
  • 温熱療法
  • 免疫療法
  • 代替療法
  • その他の先端医療
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